美容施術のエッセンスをお伝えしてきました。

美と健康をつなぐ本格テクニック、小顔整顔（アナトミック経絡整顔）・美容整体（アナトミック経絡整体）・セラピスト基礎講座の日本アナトミック整顔整体アカデミー植田です。

早いもので１１月になりましたね。今年もあと２ヶ月。平成最後の冬を楽しく有意義に過ごしたいですね。

先日、私植田が２０年以上所属し勉強しているMT-MPS研究会が開催する実技セミナーに参加してきました。

今回のMT−MPS実技セミナーのテーマは「自費治療を成功させる」

長年治療業界で働き美容業界に転向した私の経験談もお話させていただきました。

今日はそんなMT−MPS実技セミナーの様子を少し紹介させていただきますね。

MT-MPSって何？

MT-MPSって何ですか？って感じですよね・・・。

MT-MPSというのは「筋性疼痛症候に対する施術手技」のことで、体表解剖を通して全身の筋肉を正しく触察できるようになり、筋筋膜へのアプローチで痛みの症状を改善へ導くための施術方法を追求する研究会です。

その昔、私は全身の筋肉を１本ずつ隅々まで触れるようになりたい！との思いで、このMT−MPS研究会の前身である「徒手療法研究会」に入会しました。

かれこれ２０年以上この研究会に所属し、ここで正しい体表解剖や筋肉１筋ずつの触察の仕方、効果的な触り方など、人様のお体を触る施術者としての「基本のき」となることの全てを学びました。

この研究会に属していたおかげで、今では参加できなくなってしまいましたが、名古屋大学医学部の解剖学トレーニングセミナーにも長年参加させていただきました。

ご検体で、筋肉、筋膜、骨格、腱、靭帯、軟部組織、神経、などの走行や重なりなど体の中が実際にどうなっているのかの解剖を何度もさせていただいたのですが、これがもう楽しくて楽しくて、生きた勉強になった貴重な経験だったと心から感謝しています。

みんなに「超マニアック！ 筋肉 LOVEすぎ！」と笑われるわけですよね（笑）

実技レクチャー

今回の実技は

①腹部の施術法（腹直筋・内腹斜筋・外腹斜筋・錐体筋・大腰筋・腸骨筋・腰方形筋）
②側胸部の施術法（①＋前鋸筋・広背筋・大円筋・肩甲下筋）
③外反母趾に対しての足底部の施術法（長母趾屈筋・母趾内外転筋・母趾内転筋横頭・短趾屈筋・小趾外転筋・足底方形筋）

の３つの施術方法のレクチャーでした

MT−MPSの醍醐味はなんといっても、筋肉の触察へのこだわリです。

筋肉の識別や触診力というのは、たくさんの方の体を触る経験も必要です。

ですが上達の早道は、やはりこのようなセミナーや勉強会に参加して、触診力の高いスーパーバイザーにハウツーを直接教えてもらうことが１番だと思います。

特に今回レクチャーさせていただいた実技でいうと、

・腹部領域の中では大腰筋・腸骨筋、錐体筋

・側胸部の前鋸筋・広背筋、

・外反母趾での足底筋群

などは、お客様方のお悩み改善に向けて施術する必須筋ですが、ちゃんと分かって触るのはなかなか難しいし、触る時のポジションもとても大切です。

バッチリ的確にアプローチできるのと、表面の筋肉だけかすってるだけのアプローチでは症状の変化にかなりの差が出ます。

的確に触れるアプローチ技術の習得はお客様方に喜んでいただける結果に繋がりますし、何より施術者の自信につながる強い武器になると思います。

自費施療の実際【美容でMT−MPS】

MT−MPSで施療されてる先生方が自費施療としてどのようなことをされてるのかの実際を発表されました。

私は昨年、春にあった学会発表、秋のセミナーでの実技発表と、続けて MT-MPSを元に顔筋エステとして構築した「アナトミーフェイシャル」 について発表させていただきましたが、今回のセミナーでも、美容分野からのお話をさせていただきました。

MT-MPSは痛みに対する施術はもちろんですが、美容ともとても相性のいい技術だと実感しています。

それは筋肉への的確なアプローチができるということだけでなく、何より、筋肉の働きを知ることで、お客様のお悩み改善のお役に立てるので、喜んでリピートしていただけるのが強みであると思います。

今では笑い話となっていますが、あるお客様にお体のメンテナンスが必要なことをお伝えしても、なかなか理解してもらえなかったのですが、そのことがお顔のたるみにつながっていること伝えすると、何をおいてもご予約して下さるようになったということがありました。

でもこうことって、結構多くあります。

なので、痛みに対する施療家の先生方にも、ぜひ美容と相性のいいMT-MPSを使って、健康と美容の両方で満足していただけるような施術メニューを加えて患者様に喜んでいただけたらと思い、私の経験をお話させていただきました。

アナトミック経絡美容整体の技術について

筋肉マニアの私が美容に転向したのは、メリハリあるボディラインや美しい姿勢を作ることは、より健康にお客様の体を整えることに繋がる。そして小顔でたるみのないフェイスラインを作ることは、顎関節の位置が安定した左右バランスのとれた顔に整えることに繋がるんだということが分かったからです。

女性の顔や体を美しくなるように導かせていただくことが、それが結局は元気な体で健やかに楽しく過ごせる毎日に繋がると思ったからなんです。

そのために、MT−MPSをベースにして美容効果を促しよりきれいな姿勢に体をデザインしていけるようにずいぶん試行錯誤しました。

筋肉・筋膜・筋間中隔・リンパ節・皮膚、そして東洋医学の経絡へのアプローチを融合させた施術。

「気巡り・血巡り・水巡り」の良い体作りに役立つ施術。

それが「美容と健康 共に良し」となるアナトミック経絡整体でお伝えする技術になります。

人って痛みがある時は病院や治療院に行きます。
でも、検査しても異常なしと言われたり、痛みがあるわけでは無いけどなんかしんどい、疲れやすいという不定愁訴や、顔や体に関しての美容面でのお悩みがあると、美容サロンやリラクゼーションサロンに行かれます。

そんな方々のお悩みって体の内側からのSOSサインだったりすることも多いと思うのです。

そんな美容のお悩みで来られた方に、そのお悩みの元になっているであろう部分から改善を促して「美容に良し健康のも良し」の状態になっていただく。

美容のお悩みは未病の始まり、未病ケアに繋がるそんな施術を提供できるセラピストの方々を育成し、共に向上しながら歩んでいきたいと思っております。

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