顔のたるみ、むくみ、くすみ、毛穴の開きの原因と改善【大阪の小顔整顔と美容整体スクール】
こんにちは。解剖生理学と東洋医学で美容を学ぶ![美と健康をつなぐ]美容以上治療未満の日本アナトミック整顔整体アカデミーです。
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色んな美容の悩みと日本アナトミック整顔整体アカデミーの小顔整顔と美容整体がどのように効果があるのか項目ごとのご説明しています。
色々な手技があると思いますが、日本アナトミック整顔整体アカデミーの小顔整顔と美容整体は何が違うのか?
じっくりとご覧くださいね(*^_^*)
■■この記事の目次■■
【解剖学からの考察】
●なぜ、たるみ、むくむのか?
●骨格筋と表情筋の違い
●顔以外で顔のたるみやむくみに関係する事
●リンパの役割(首から上のリンパについて)
●リンパ循環と血液循環
●血液が各細胞に届ける物質
●栄養素の不足も原因
【東洋医学からの考察】
●膀胱系、胆経の症状
●舌診で解る水毒の状態
●顎関節痛にまで影響する
●水毒、オケツを取り去れば全て解決する
【解剖学からの考察】
なぜ、たるみ、むくむのか?
たるみやむくみの原因としては【肌弾力の低下】【顔筋の筋力低下】【姿勢の悪さ】などがあげられます。
肌弾力の低下
皮膚は、表面から順に表皮、真皮、皮下組織の3層からなり、その下に脂肪組織と筋肉があります。皮膚の真皮を支えている線維成分であるコラーゲンとエラスチンが、加齢によって減少し真皮を支えられなくなることや、紫外線によるダメージ、乾燥による水分不足やバリヤ機能の低下などによる「肌弾力の低下」これらはたるみの大きな原因となります。
顔筋の筋力低下
顔には表情筋と咀嚼筋という2種類の筋肉があります。加齢などによる表情筋自体の筋力低下はもちろんたるみの直接的な原因となりますが、骨格筋である咀嚼筋の働きも大切です。加齢や食いしばりなどにより別名リフトアップ筋とも言われるこの筋肉が固まって循環障害を起こし筋力低下することで、隣り合った表情筋を支えられなくなることもたるみを助長します。
姿勢の悪さ
猫背など姿勢の悪さによって作られる背中まわりの筋肉のコリや疲労によって、表情筋のリフトアップ機能がはたらかなくなることは、たるみにとって非常に問題です。また、たるみにとって問題のあるこのような疲労した筋肉は、筋ンプの働きが悪く静脈リンパも滞るため非常にむくみやすい状態でもあります。表情筋はとても薄いのでむくみがあると重力の影響を受けよりたるみを助長し悪循環となってしまいます。
このような血流の良し悪しを決定するのは、動静脈リンパの通り道である筋肉の状態です。硬い筋肉では中を通る血管やリンパ管は押しつぶされて流れが悪くなるために各細胞に酸素や栄養は届きません。元気のない細胞にどんなたるみ改善の美容クリームを付けたところでその効果は半減するでしょう。まず基本は血流の改善です。
骨格筋と表情筋の違い
私達の体は土台となる骨格とそれをおおう筋肉でできています。私達が「筋肉」と言っているものは正確には「骨格筋」と言われるもので、骨から骨について体を動かす時に使われます。すなわち「骨格筋」というのは関節を動かすのに使われる筋肉になります。
体全身をおおっている「骨格筋」なのですが一部分だけ他の部分とは違い、骨から皮膚についている「皮筋」と言われる筋肉があります。それが顔にある「表情筋」です。「表情筋」はその名の通り柔軟に動かせる皮膚についていろんな表情を作ることができるので「表情筋」と言われます。又、肌表面の薄い皮膚につくためこの筋肉は大変薄い筋肉になっています。
顔以外で顔のたるみやむくみに関係する事
猫背姿勢など姿勢の悪さは、お肌のたるみに非常に大きな影響があります。顔筋は頭から首そして背中にある僧帽筋へと順番に繋がっているのですが、背中の僧帽筋というのは顔の皮膚や筋肉を引っ張り上げる働きをしています。
猫背姿勢はこの筋肉が常に伸ばされた状態です。この状態で伸びきって疲れた僧帽筋は、頭を正しい位置で支えることができずに顔は体幹の上にのっていない前かがみの状態となり、お顔の筋肉をリフトアップできず、たるみが起こります。
又この姿勢の状態では顔を支える筋肉は疲労しているので循環は悪く静脈リンパの流れが滞ることでむくみにつながります。
リンパの役割(首から上のリンパについて)
リンパ液とは、血管の中を通る血液成分の血漿と言われる成分が血管の外に滲み出たものがリンパ管の中に回収されたもので主に液体成分と白血球の仲間で構成されていて赤血球は含まれていないために淡黄色の透明な液体です。
リンパの役割は細胞にとっていらなくなった老廃物の回収や、リンパ節でのろ過作用や、細菌や異物から体を守るはたらきや、ウイルスなど病原体に対する抗体を作る役割です。
体にとって一番大切な脳や顔などを守るために首から上には10個以上のリンパ節が集まっていて私達の体を守ってくれています。リンパの流れも静脈と同じように筋ポンプや血管の流れが重要な役割をはたします。特にリンパ循環はむくみに直結するので各リンパ節の機能がスムーズに働くためにも、リンパ節周りの筋肉の状態の良し悪しが決め手となります。
リンパ循環と血液循環
前述しましたが、リンパの役割は病原体やウイルスの感染を防ぎ、細菌や異物から体を守る働き、細胞の不要になった老廃物をろ過するなどの役割です。
体は水でできていると言われるように、細胞は体重の約60%を占める組織液の中に常に浸かった状態です。この組織液は細胞にとって栄養の供給源であると同時に老廃物の排出先で、排出された老廃物を排泄器官に送るための輸送路を循環系といい、心血管系とリンパ系に分かれます。
心血管系には肺循環と体循環があり、肺循環は心臓から肺に至り、ここでガス交換を行う循環路で、体循環は心臓から全身の器官に酸素や栄養を送る循環路のことをいいます。
リンパ系は各組織の組織液が浅リンパ管である毛細リンパ管で吸収され、そのリンパ液はリンパ管を通りリンパ節でろ過されキレイになりながら深部の深リンパに管に送られ最終的に鎖骨部分にある静脈角に合流する循環路です。
これらのリンパ管は血管に伴走するように全身に分布していています。リンパ自体の動きは大変緩やかなので動脈の拍動や筋肉のポンプ作用、呼吸などによる筋肉の動きに助けられることによって運ばれます。
血液が各細胞に届ける物質
人間の体を流れる血液は体重の約8%で、その成分は液体成分の「血漿」 と細胞成分である「血球」になります。
「血漿」の成分は水・タンパク質・無機塩類で、そのタンパク質の成分はアルブミン・グロブリン・凝固因子で、 無機塩類の成分は、ナトリウムイオンや塩化物イオンなど細胞を取り囲んでいる組織 液とほぼ同じになっています。「血漿」の働きは、体中の60兆の細胞に必要な栄養を送り届け、 不必要な老廃物を回収することと、「血球」を体中に運ぶことです。
「血球」には赤血球・白血球・血小板があり、これらはすべて骨髄の造血幹細胞からつ くられます。赤血球の主な成分はヘモグロビンで、酸素を各組織に送り届け、不必要になった二酸化炭素を運び出す役割を果たします。白血球は顆粒球・単球・リンパ球に分けられ、体内に侵入した細菌や異物を取り込み分解するはたらきがあります。血小板は、粘着性があり、損傷した血管から出血すると止血・凝固する働きをします。
これら私達が生きていく上で無くてはならない血液リンパも循環良く体中を巡ってくれてこそ素晴らしい働きを発揮してくれます。日本アナトミック整顔整体アカデミーの技術は血液リンパ循環の改善を得意としている技術となりますので、むくみのない小顔効果だけでなく美肌につながる嬉しい結果がご期待いただけます。
栄養素の不足も原因
たるみ、むくみ、くすみ、毛穴の開きなどは血液循環やリンパ循環の問題もありますが、そもそもは栄養不足にあります。
この場合は主にミネラル不足です。
どうしても塩分はむくむという先入観があり、薄味がいいとされていますが、精製された食塩は確かに塩化ナトリウムが多くNGですが、海の塩(粗塩)などにはミネラルが多くこのような塩の場合は積極的に摂取された方がいいのです。
特に夏場は汗でミネラルが奪われるので、塩分補給は非常に重要です。
ただ、塩分は血圧が気になるところですが【塩分=高血圧神話】も人により違います。
こんな個別のお話も分子整合栄養医学の講座で行いますね。
この講座を受講していただければいかにミネラルが大切か納得していただけると思います。
【東洋医学からの考察】
膀胱系、胆経の症状
むくみ、たるみ、くすみ、毛穴の開きの症状は東洋医学の考えでは水毒と、オケツです。
水毒が強く、たるみやむくみに出る場合は筋肉疲労、水はけの悪さ、冷えなどの問題が考えられます。
水毒は膀胱系が深く係わりますが、実は膀胱系のメインルートは背中にありますので
いくら顔や顔周りを念入りにトリートメントしても、しばらくしたら元に戻るのです。
日本アナトミック整顔整体アカデミーの手技はこのような理由から小顔整顔であっても
背中からの施術を心がけています。(一般的なエステベットで施術可能です。)
次にオケツですがオケツは肝経が深く係わりますが、その表裏の胆経に症状が出た場合は
このようなたるみ、むくみの症状が出ます。
胆経も同じく顔より頭部に多く、経絡の事を考えても小顔整顔で持続力があり他の不快な症状まで取り除くにはいかに、関連する経絡を網羅するかが重要なのです。
そして、何よりも、この時点ではまだ美容の悩みですんでいますが、五行の表裏関係を考えると
【膀胱系の表裏関係の腎経】や【胆経の表裏関係の肝経】に症状が進めば更年期障害や不定愁訴の症状が現れるので
正に美容の悩みは未病の始まりなのです。
舌診で解る水毒の状態
水毒の状態が進むと、舌がぼてっとしたり、波打ったような状態になります。
顎関節痛にまで影響する
顎関節痛は歯科と思われる方も多いのですが、いくら治療しても改善しない場合は、胆経や膀胱系の改善をすると効果的です。
顎関節痛以外にも、「疲れたら歯が浮く」「歯茎が心もとない」「虫歯でもないのに歯が痛くなる時がある」などの
歯槽膿漏や虫歯などの診断は付かないが口元がいつも不快な症状などにも経絡の状態は現れます。
水毒、オケツを取り去れば全て解決する
東洋医学では気血水という考えがあり、気血水が全身をくまなく滞りなく経絡にそって循環する事が健康であると考えられています。
たるみ、むくみ、くすみ、毛穴の開きなどの症状は、血と水の不調和で上半身に溜まっている状態なので、この状態を瀉法で取り除く事により小顔だけでなく全身の状態まで変化していきます。
顔のたるみ、むくみ、くすみ、毛穴の開きの解剖生理学的から見た側面と東洋医学から見た側面のご説明は以上です。
お顔に関してはどちらかと言うと、経穴(ツボ)などよりも表情筋や骨格筋を考えた方が効率はいいのです。(ただ表情筋や骨格筋の重要なアプローチポイント(トリガー)には必ず経穴(ツボ)があります。ただし、経穴(ツボ)はただプッシュすればよいのではなくその角度が非常に重要になってきます。)
さらに、解剖生理学の側面だけでなく東洋医学の考えを取り入れる事で今後、どのような症状になってくるか?お客様がいわずとも色んな症状が手に取るように解るようになってきます。
日本アナトミック整顔整体アカデミーの小顔整顔である【アナトミック経絡整顔】テクニックは難しい理論が解らなくても、解剖学や東洋医学が理解できなくても手技の通りに行えばすべてが網羅出来る組み立てています。
テキストも初心者の方にも解りやすい写真入りで解剖学用語ではなく一般用語を使った解説。
セラピスト、エステシャン、医療従事者の方には解剖学用語、東洋医学の解説。
と、その方のスキルに合わせたテキストとなっています。
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