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胃痛と便秘【美容整体なのに未病整体】大阪の美容整体スクール

こんにちは。解剖生理学と東洋医学で美容を学ぶ![美と健康をつなぐ]美容以上治療未満の日本アナトミック整顔整体アカデミーです。

講座のご案内はこちらです。

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色んな美容の悩みと日本アナトミック整顔整体アカデミーの小顔整顔と美容整体がどのように効果があるのか項目ごとのご説明しています。

 

本日は胃痛と便秘の症状に日本アナトミック整顔整体アカデミーが目指す事です。

まずは、少し胃の概要をお話しますね。ざっくりと書いていますから専門家の方、ツッコミはなしでお願いします(笑)
ブログを書くにあたり昔の生理学や解剖学の教科書を引っ張り出してきて、調べなおしました。
書く事で更に、理解も深まりやっぱり日本アナトミック整顔整体アカデミーの美容整体ってすごい~と改めて実感しました!

日本アナトミック整顔整体アカデミーの美容整体が一般的な美容整体とは違い

美容整体なのに未病整体である事がご理解いただけると思いますので最後までお付き合いくださいね。

■■この記事の目次■■

●胃の消化の働き
●胃痛、胃もたれの原因
●胃痛の関連痛
●胃痛と間違いやすい症状
●便秘の原因
●お通じの内容成分
●五味色体表から診る消化機能
●腸内フローラを増やしても改善しない便秘
●日本アナトミック整顔整体アカデミーの胃痛、便秘のアプローチ

 

胃の消化の働き

胃は強酸性で通常pH1.0-2.0です。体液の通常pH7,4 ですのでいかに胃酸が強酸性なのかわかりますね。

胃の消化液は主に塩酸(ペプシン)とムチンとリパーゼで 口腔はアミラーゼ。
口腔に消化液?と思われるかもしれませんが実は消化は口腔から始まっているのです。

次に消化には段階があります。

腸相、脳相、胃相です。一つずつ解説しますね。

脳相

 

食べ物を見てにおいをかぎ、食べるなどによって刺激が発生します。その刺激は迷走神経から胃腺に刺激が送られます。
梅干しをイメージしたら唾が出ますよね?美味しい食事の話をしてたら生唾ごっくん!これがそうです。
難しく考えず、日常をイメージで考えてくださいね。

胃相 

 

胃に食べ物が入ることで、胃壁が刺激され、胃液の分泌が始まります。
食べ物のなかの消化されたタンパク質の働きによって、胃粘膜からガストリンというホルモンが生成されます。
 ガストリンは血液に送られ、体中をめぐってから胃に戻り胃腺に刺激を与え、胃液の分泌を促進する。

これは胃の中の事なのでイメージしにくいかもしれませんがお腹が空いた時に美味しい食事をいただくと胃が動き出す感じ
をイメージしてもらうと解りやすいかな?

腸相

 

十二指腸の粘膜に、タンパク質の消化物質が入ってくると、胃液の分泌が刺激を受けます。
十二指腸に脂肪が送られた場合は、胃液の分泌と胃の運動が抑えられ十二指腸が動き出します。

 

そして胃液の分泌が行われ、頭相と同じ現象が、空腹時にも起こる。

ざっとこんな感じです。

他にも胃は細菌やウイルスを死滅される防御、免疫のような働きもしてくれます。
だから胃酸が薄い人は細菌やウイルスにも感染しやすくなります。

他にもこんな風に消化は働きます。

機械的(物理的)消化

 

咀嚼の事です。食物を砕き、胃や腸の蠕動運動などで食物と消化液をよく混ぜ、粥状、液状にして食物を次の消化部位に送り込みます。

化学的(酵素的)消化

 

消化液中に含まれる消化酵素により、食物中の成分を分解し酸、アルカリ、胆汁酸塩などによる中和、溶解、乳化なども行われる。(消化のメインです。)

 微生物による消化

 

腸内細菌により、末梢生物、未吸収成分などが、大腸において発酵あるいは腐敗をします。この部位はいわゆる腸内フローラの事ですね。

 

胃痛、胃もたれの原因

 

胃痛、胃もたれなどの症状は沢山ありますが主には、胃酸が足りない。または胃酸過多などが原因です。
 特に脾虚という元々、胃下垂気味で胃酸が足りない方は常に胃が重い、長時間、空腹でいると食事をしたとたん胃が痛みだすなどの症状があります。(何を隠そう、私自身が長年そうでした(笑)

私自身も過去に、胃炎で胃壁の出血、胃潰瘍、十二指腸潰瘍になったことがありますので消化器の痛みの辛さは実感しています。

内臓が健康って幸せです!美味しいものを好きなだけ味わえる!当たり前の事が出来ず食事に恐怖さえ感じていた時期があるので尚更に思います!

先天的な体質

 

先天的な体質で、あるビタミンの吸収が中々出来ない。そのビタミンが吸収できないばかりにたんぱく質などの吸収が難しくサプリの効果も現れにくい。
そのような方はたいていは顔が黄色くまさしく脾虚の症状が出ています。

このような方は一般的な病院では発見されにくくやはり分子整合栄養医学のドクターに診断していただく他ありませんが、そのような体質の方はまれなので大抵は消化酵素の分泌が正常になれば改善していきます。

こんあお話もセラピストのための分子整合栄養医学でお話ししていきますね~

老化によるもの

 

老化による胃の症状としては逆流性食道炎などがあります。

胃→食道→口腔と逆流する症状です。

今までの説明でも解るように、消化は胃からスタートではなく口腔から始まります。
このような症状があると当然、消化に問題が出てきます。

 消化器官の構造の問題で食道と胃の境目の噴門のしまりが緩くなり胃の中の食べ物が逆流してしまうという構造上の問題なのでこの場合は、手術適応になります。(ここでも筋肉が重要になってくるのです。)

ただ、これも早くからケアしていればここまでは中々ならないのではないか?と思っています。

水分の取り過ぎによるもの

 

胃酸は強酸性ですが特に夏場など、喉が渇き水分をよく取ります。そうする事により、胃酸が弱まり消化力が低下します。
そういう意味でも水分の取り過ぎはよくないのです。

ストレスの問題

 

こちらの問題も非常に大きいのです。実は私もこれが大きな要因でした。
 胃の消化には副交感神経が働きますのでストレスが多いと交感神経優位になり消化が上手く行われずに胃もたれや胃炎につながります。
ただ交感神経が優位になるのは、ストレス以外にも原因があります。
こちらは後で書かせていただきます。

間違った食事習慣

 

これは私のサロンでもあったのですが、何年間もマクロビ、玄米菜食を続け、たんぱく質が足りずその上ある副作用がないとネット上では言われている便秘薬を何年間も飲み続けていたことで胃壁が萎縮してしまい栄養が吸収出来ない。

そのため常に胃がもたれるなどの症状の方がいらっしゃいました。

この様な方は非常に時間をかかります。薬を飲まず、外からのアプローチと中からの栄養改善で少しづつ体質改善していくしかないのです。

 

胃痛の関連痛

 

胃や小腸などの消化器系は、調子が悪い場合、必ず関連痛があります。
 消化がうまく行かないと、肩甲骨のあたりがだるくなる。胃が痛くなるより前に背中のある位置が痛くなる。
 足のある部分が常に痒い。など、通常の考えでは思いつかないような部分が痛く、痒くなります。

でも、東洋医学から見るとその関連痛は当たり前の事なのです。

足の陽明胃経は胃経なのに足にもあり、小腸経は背中にもあります。胃の重要な経穴(ツボ)も背中にあります。

このように特に内臓の不快な未病の様な状態は解剖生理学と東洋医学の両面から見る事で解りやすくなります。

胃痛と間違いやすい症状

 

膵臓は胃の裏側にある臓器なので非常に紛らわしく、膵臓の痛みは胃炎と勘違いされやすいので、発見されにくく発見された時には症状がかなり進んでいる事が多いようです。

便秘の原因

 

便秘の症状とは何か?と言われると東洋医学のいい方では腎虚、脾虚、肝ウツです。

なぜ、ここでいきなり便秘の話かと思われるかもしれませんが後でつながってきますのでもうしばらくお付き合いくださいね。

腎虚、脾虚は大体は両方同時に虚になる事が多く脾腎両虚などの表現をします。虚とは足りないという意味です。

腎は先天の精、脾は後天の精です。

便秘は大腸だけの問題と思われがちですが、実はそうではありません。

脾胃での消化が大腸にスムーズに運ばれているか?という事が非常に重要なのです。

消化が上手く出来ていない物質は大腸での運搬にも支障があるのでしょうね。

 

お通じの内容成分

大便の成分は何かご存知でしょうか?ほとんどの方は、「飲食した食事を消化した後の残りかす」と思っていらっしゃると思いますが実は消化吸収した後の残りはほんの少ししかなく(約5%前後)後は善玉菌、悪玉菌含めた腸内細菌や腸壁からはがれた細胞などです。

この話は、学生時代に生理学の先生がお話ししており、私はかなり衝撃的でした(笑)

五味色体表から診る消化機能

 

東洋医学には五味色体表という、色んな臓腑の症状が現れる指標があります。

涙、汗 、涎(よだれ)、涕 (鼻水)、唾 (つばき)

この中で脾はよだれ、腎はつばきです。同じじゃないの?と思われるかもしれませんが全然違います。

つばやよだれとはいわゆる唾液です。よだれの方が粘りがありますよね。唾液には消化酵素のアミラーゼが含まれて いますが粘りがある方が消化力は強いのです。

片栗粉で解いた、とろみのあるおかずって食べていたら途中からサラサラになるでしょう?
あれは唾液に含まれるアミラーゼが片栗粉の主成分であるでんぷんを分解してしまうからです。

そして体には唾液分泌腺(上半身の分泌)や性器の分泌物(下半身の分泌)を旺盛にする経穴(ツボ)があります。

この上半身の分泌腺(下半身の分泌腺は他の事について書く時にご説明します)を体表からアプローチする事で消化力は高まります。

腸内フローラを増やしても改善しない便秘

 

腸内フローラを増やすのはいい事です。免疫にも効果的ですし様々なメリットがあります。ただ、この点はすごく誤解の多い部分なので
11月に大阪肛門科のみのり先生とコラボセミナーをしようと思っています。

先生のお話は本当に衝撃的で面白く解りやすいのですごくおすすめです!なので、ここでは東洋医学からのお話をしますね。


東洋医学的には腎虚、脾虚、肝鬱の症状で便秘が起こります。

 腎虚は内臓そのものが弱まり、お通じを出し切る力がなく肛門のかゆみや残便感が残り、脾虚では消化力が低下し大腸の問題よりも胃の消化力の問題で大腸の動きがスムーズにいきません。

また、脾虚、腎虚の特徴として真反対の下痢、軟便の症状もありどちらにしても大腸は正常な働きをしていません。

肝鬱もそうです。

こちらの場合はどちらかと言うとコロコロ便です。上半身に気が登っている状態です。

肝鬱、腎虚、脾虚全てそうですが、このような症状の場合は肝、腎、脾の経絡を整えるのが1番早く即効性があります。

これらの経絡は主に足にあり、胃や大腸の存在する部位ではなく全く別の位置の経絡を整える事で改善する、非常に面白い経絡です。

これもやはり鍼灸と同じような効果を出すには経穴(ツボ)の組み合わせがあり、強くすればいいわけではありません。

非常に敏感な経絡でもあるので適切な触り方が必要です。

特に大腸のあたりの下腹は決して強いアプローチはしてはいけないのです。

日本アナトミック整顔整体アカデミーの胃痛、便秘のアプローチ

 

日本アナトミック整顔整体アカデミーの美容整体【アナトミック経絡整体】はやはり、このような生理学的な考えと東洋医学の考えを元に、柔らかいアプローチで効果が最大限に出る手技に仕上げています。

胃痛や便秘は内臓で起こっている事です。でも、体表からも内臓反射、神経反射、血流反射、リンパ反射、経絡の運行などがあります。

これらの働きを全て組み合わせた事でこのような改善が行われます。

でも、日本アナトミック整顔整体アカデミーの手技はあくまで美容整体です。

でもウエストのくびれやヒップアップ、リフトアップをする時に同時に胃痛や便秘の改善もしてしまいます。

私たちセラピスト、エステシャンはあくまで効果効能は謳えませんがそんなの言わなくてもお客様が実感してくださいますね(*^_^*)

一見、難しそうですが解りやすい一般用語と写真入りのテキストなので初心者の方にも解りやすい内容になっています。

きっと、胃の上あたりや大腸の上あたりをほとんど触らないのに効果がある事を不思議に思われるかもしれませんが、その理由は上記に書いたようにお通じの改善は口腔から始まるからなんです。

美容整体プロフェッショナルコースではこのような生理学的なお話と筋肉、東洋医学の関連を解りやすくお話ししますね。

「私に出来るかな?」ともし、思われたならご安心ください!次期、次次期は無料ブラッシュアップで参加出来ますしご質問はいつでもOKです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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日本アナトミック整顔整体アカデミーは解剖生理学と東洋医学に基づいた小顔整顔、美容整体の手技でホメオスタシス、
 気血水を整える【美容以上治療未満】の【美と健康を繋げるサロン】を目指す本物志向のセラピスト、エステシャンのためのスクールです。

 

プロフィール

日本アナトミック整顔整体アカデミー

大阪の小顔整体と美容整体のスクール【日本アナトミック整顔整体アカデミー®】の講師、植田利香です。

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