
【セラピストのための解剖学&東洋医学講座】はこんな講座です
この講座の目的は技術を学ぶ美容スクールでは学べない専門的な解剖生理学である筋学、東洋医学を美容の仕事に活かせる内容で解りやすく学んでいただくために開催しています。解剖学や東洋医学を学ぶことで現在持っていらっしゃる技術に活かすことができます。

【セラピストのための解剖学&東洋医学講座】はこんな方におすすめ
- 自分の手技を更に向上させたいセラピストの方
- 体の基本となる解剖学や東洋医学をきちんと学びたいセラピストの方
- 手技は習得したけれども体の基礎を習っておらず不安感じるセラピストの方
- 自分の持っている手技でスクールを開催し講師業を目指すセラピストの方
- 東洋医学を学び体だけでなく内面も見据えて、総合的なカウンセリングをしたいセラピストの方
- 現在技術講師だが基本を学んだ事がなく基礎から学び生徒様に確実な技術を伝えたいセラピストの方の方
- 同じ手技なのに効果のある人とない人の理由が解らないセラピストの方
- アナトミック経絡整顔、アナトミック経絡整体を学び結果は出せるが、さらに解剖生理学や東洋医学の基礎を学ぶことで未病改善のプロフェッショナルを目指したいセラピストの方
セラピストの手の感覚は素晴らしい
自分自身は気づかれていないかもしれませんが、セラピストの方はすばらしい手の感触、癒しのをもっていらっしゃいます。
でも、残念ながら民間資格であるセラピストのスクールでは基本となる人体を構成する筋肉・骨格に対する理解や実技、お客様の体質など含め体全体を見て東洋医学の考えなどのレッスンが充分ではなく、そのため現場のサロンワークで
「なぜ、技術レッスンで習ったようにしているのに同じ効果が出ないのか?」
「人によって効果に差が出るのはどうしてか?」
などの疑問や不安が出てしまいます。
残念ながら手技だけを習っても、基本となる筋肉の役割が解らなくては、せっかくの技術が活かしきれません。手技だけ覚えるのではなく、なんのためにその手技をするのか、その手技の目的がなんなのか?をきちんと理解して触ることで初めて技術力が完成するのです。

筋肉の役割を知る
筋肉はただ名称を知っているだけでは役に立ちません。
一筋ずつ、どこから始まり(起始)どこで終わって(停止)いるのか、その筋肉はどんな動き(作用)をするのか、体を動かす際にその筋肉がどんな役割を果たしているのかが分かり、なおかつ、その筋肉の状態が触って分かるようになって初めて本当に理解したと言えます。

美の土台は健康から
サロンに来られるお客様はスタイル改善や美肌、むくみなどの【美容目的】でられますが、これらは全て東洋医学の考えでは気血水の巡り陰陽五行の五臓や12経絡の不調和から来ると考えます。
つまり美容の土台である『健康』から考えないと『健康美人』にはなれません。



体の歪みを見る
体を歪みを見るために必要なランドマーク(骨指標)

体の仕組み
体を動かす筋肉の正しい位置や働きを学ぶ

猫背を改善して美乳に導く筋肉
猫背・呼吸・肩凝りなどの改善に関わり美しいバストラインへ導く胸部背部の筋肉の正しい位置と触り方

骨盤調整とくびれウエストを作る筋肉
骨盤調整・下腹の張り出し・腰痛・坐骨神経痛・便秘などを改善に導く腹部腰殿部の筋肉の正しい位置と触り方

美脚を作る筋肉
太腿の張り出し・O脚・足の冷えやむくみを改善に導く下肢の筋肉の正しい位置と触り方

リフトアップ・小顔を作る筋肉
肩こり・眼の疲れ・たるみなどを改善に導く肩部〜頭部にかけての筋肉の正しい位置と触り方
人間の体は筋肉で形作られています。
きれいなボディラインを作るのも、たるみの原因となるのも、体の歪み・肩こり・腰痛など、これら全てに関わるのも筋肉です。そして、筋肉のポンプ作用は全身に酸素と栄養を送り、不必要なものを排泄させる体の循環の要でもあります。
人間の体にはメカニズムがあります。
運動学的に見ると、何か動作をする時に共同して働いてくれる共同筋、倒れたりしないようにうまくバランスをとってくれる拮抗筋、全体を覆っている筋膜など、筋肉は体を動かす時に連動して働き、それにはそれぞれパターンがあります。
体のメカニズミムが分かれば、お客様のお悩みが、どういう原因で起こっているのか、改善するためにどのように施術すれば良いのか、施術のポイントが見極められるようになると思います。
解剖学(筋骨)では、人間の体はどんな骨組みになっていて、そしてそれぞれの骨についてる筋肉がどう働くのか?
今お使いのトリートメントや施術手技で触るその場所は、何の目的のために行なっているのか?
体のメカニズムを理解して、そして目的の筋肉を的確にアプローチできるようにその起始・停止を覚えていただきます。その際、各筋肉の緩め方のコツなど施術ポイントをお伝えしております。また、そのポイントを今現在お使いの施術手技に活かしていく使い方も同時にお伝え致します。
解剖学(筋骨)や体のメカニズムが分かるとお客様のお悩みに対するアドバイス内容も変わってきますので、今まで以上の信頼関係を築くことができます。
セラピスト基礎講座解剖学は、お客様の大切なお体をあずかるセラピストとして、ぜひ学んでいただきたい体の基本です。ご自分の技術のスキルアップに役立てていただき、お客様にさらにご満足いただける施術をお届けできるようになる講座内容となっております。
さらに、日本アナトミック整顔整体アカデミーの手技と共に受講していただくと「なぜ、この施術手技が必要なのか?」深く理解することができ、より一層にお客様に寄り添う施術が可能になると思います。

気血津液
体を動かす筋肉の正しい位置や働きを学ぶ

陰陽五行論
各臓腑の役割とどのように影響し合うのか?実際にある症状などと照らし合わせて説明します。

五味色体表、病因論
どのような現象が美容や健康の悩みを作るのか?東洋医学独特の考えをご説明します。

経絡経穴
主要経絡の反応点を見て、どの経絡に不調があるのか見極めます。

東洋医学の角度から考える肌トラブル
ニキビやしみ、むくみなど美容の悩みは気血水や五臓の何が原因なのか?を学びます。

東洋医学カウンセリング
これまで学んだ東洋医学の考えや触り方を使って相モデルでカウンセリングから触り方までを学びます。
昔から生活になじみ溶け込んでいた東洋医学。
手技のレッスン【アナトミック経絡整顔】と【アナトミック経絡整体】では既に、経絡経穴や陰陽五行のアンバランス、表裏関係などの不調和を考えた手技として構成されていますが、こちらの基礎講座では【東洋医学の基本となる考え】を学びます。
そのため、東洋医学の基礎のみ知りたい方も受講していただけます。
美容の悩みであっても土台となる健康が作られていなければ真の美容セラピストにはなれないのではなくか?と思います。 最近では東洋医学の【陰陽五行】や【気血水】などの、短時間の講座も増えてきました。ただ、これらは基本的な体の循環でありその存在を知っただけでは技術で生かす事はできません。
手技の講座【アナトミック経絡整顔】と【アナトミック経絡整体】を学ばれた方は、より深く【なぜ、この手技が必要なのか?】理解が深まり、その他の元々お持ちの手技のある方は、より東洋医学を生かした手技やカウンセリングが可能になります。
どの臓腑がダメージを受け、他の臓腑に影響するか、その結果どのような状態になり、最終的にはどの経絡や経穴にアプローチが必要なのか、普段の生活のアドバイスはどうするか、ここまで理解していただきたいと考えています。
【東洋医学は難しい】や【東洋医学は矛盾している】と感じる方もいますが、きちんと理解すれば全て理にかなった、素晴らしい学問であると実感し、今まで【同じ施術をしても効果のある方とない方】の理由も解り、よりお客様の希望に寄り添うことができます。
美容歴20年以上の現場経験と鍼灸師としての知識を合わせ、またホメオスタシスなど生理学の考えと東洋医学の気血水の考えを癒合させ、受講生の方には、より理解を深めていただけるようお話しすることを意識しています。
講師は二人とも
セラピストでありながら医療従事者
講師はそれぞれ柔道整復師、鍼灸師の資格を持っています。
自分自身、悩み、学び追求し、そして長い年月をかけて学んだ知識を美容へと融合していきました。
セラピストの方に無駄なく解剖生理学や東洋医学の基礎や技術を学んでいただきたい。
そして自分自身の技術を向上させ【癒しの手】でお客様に喜びと幸せを運べるセラピストを養成したい。
そんな想いから、この講座を企画しました。
どうぞ、この講座で解剖学(筋骨)、東洋医学の知識を高め、今現在の技術を自信を持ってください。
そして、大切なお客様の【なくてはならないセラピスト】を目指してくださいね。

受講内容
【セラピストのための解剖学&東洋医学講座】カリキュラム
解剖学 | 東洋医学 | |
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1回目 |
体に関わる筋肉のしくみについての概要
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東洋医学とは
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2回目 |
背部・胸部の筋肉の体表解剖
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3回目 |
腹部・腰臀部の筋肉の体表解剖
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4回目 |
大腿・下腿の筋肉の体表解剖
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東洋医学について
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5回目 |
咀嚼筋&頚肩部の体表解剖
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※全5回終了後は、ディプロマを発行いたします。
受講料金&日程
講座名 | セラピストのための解剖学&東洋医学講座 |
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講習費 | 全5回 82,500円(税込) ※再受講の場合は、1回 5,500円(税込)です。 |
ディプロマ | ディプロマを発行いたします。 |
受講時間 | AM10:30~PM3:30(休憩1時間) ※延長する可能性が大きいので予定は余裕をみてください。 |
開催場所 |
大阪市都島区片町1丁目8-3
|
日程 |
<2022年度> |
講師 | 植田(解剖学)、倉橋(東洋医学) |