【次世代セラピストへ】筋肉や東洋医学の知識が必要な３つの理由

こんにちは。美と健康を繋げる本格テクニックの日本アナトミック整顔整体アカデミーです。

今週はスクール続きで、月曜日はセラピスト基礎講座でした。

セラピスト基礎講座はセラピストとしての基礎を学ぶ講座です。

セラピストのスクールは手技がほとんどですが、筋肉や骨の構成などの解剖学や未病に強い東洋医学が実は本当に大切です。

今回は講座の様子と共になぜ、筋肉や東洋医学の知識が必要なのかを書かせていただきますね。

この記事の目次

●東洋医学の経絡が意味する事【反応と自律神経】
●筋肉を操るとウエストラインや腰回りを創るイメージが出来る
 ●セラピストに筋肉や東洋医学の知識が必要な３つの理由

東洋医学の経絡が意味する事【反応と自律神経】

私が常日頃から思うのは「東洋医学程、自律神経を知り尽くした学問はない。」という事です。

海外は日本よりも代替療法が盛んで方法は違えど、全てのテクニックが目指しているのは「自律神経の調整」です。

自律神経は、悪くなった状態を元に戻そうとし、消化、吸収、排せつ、睡眠などの生命維持の土台を担っています。

美容で考えると消化、吸収が悪ければ太りやすくなったり肌に吹き出物が出来たりします。

排泄、睡眠もむくみや体臭、頭痛、眼精疲労などにつながります。

例えば髄液にアプローチする手技

脊髄にアプローチする手技

消化器にアプローチする手技

腸にアプローチする手技があります。

これらは全て自律神経に関わりますが東洋医学は自律神経だけでなく、全身の流れを整えます。

神経には

●自律神経

●運動神経

●知覚神経

がありますが、東洋医学は自律神経を整えるために全ての神経反射を活用している事が解るし

それだけでない筋肉と筋肉、筋肉と筋膜のつながりまでわかっています。

なぜ、腕のつぼを触った事で腸が動き出すのかな～なんて不思議がいっぱい。

経絡やツボの反応は本当に奥が深く、体の状態を見事に表します。

この東洋医学がどのように美容につながるのか？

美容と健康がどうつながるのか？そんな事をセラピスト基礎講座ではお伝えしたいと考えています。

筋肉を操るとウエストラインや腰回りを創るイメージが出来る

人間の体は土台となるのは骨格です。その骨格は体を動かすたくさんの関節でできてます。そしてその骨格の上について体を実際に動かしているのが筋肉です。

筋肉にはそれぞれ働きがあり、お互い相反する動きをする筋肉（これを拮抗筋と言います）がバランスを取り働く事で、スムーズに体を動かしたりきれいな姿勢を保持ことができるようになっています。

・体の各パーツを形成するそれぞれの筋肉が、どの骨からどの骨についていてどんな働きをするために使われるのか。

・その筋肉と相反して動いてバランスを取ってくれてる拮抗筋ってどれなのか？　

・その筋肉はどの筋肉へとつながりそれが最終的に体のどこに影響を及ぼしていくことになるのか？

例えば、肩コリのお客様などにビックリされることなのですが、今までコッてる部分をいくらほぐしてもそのコリが取れきれなかったのに、拮抗する筋肉やそれに繋がる筋肉を緩めほぐすことですっきりとコリがなくなって楽になる。

「コッてたその部分だけが原因ではなかったんだと初めて知った」と言うことはよくあります。

人間の体のメカニズム的な動きのつながりが分かってくると、お客様のお悩みに対する施術のポイントとなる部分が見えてくるんです。

人間の体ってホントによくできてます。
私も学び続けていますが、学べば学ぶほどにスゴイな人体！！って思います。

セラピスト基礎講座ではそんなことについてお伝えします。

先日のセラピスト基礎講座はお客様のお悩み率NO,１である「くびれウエストを作る腹部背部の筋肉」でしたが、解剖学的な腹筋群の構造、その筋肉の付く位置、ポイントとなる緩め方のコツを理解して施術すれば、わずか２０分ほどの相モデル練習でウエストのくびれができあがってましたよ♡　

受講生様方スゴイです！！

セラピストに筋肉や東洋医学の知識が必要な３つの理由

結果を出す

星の数ほどあるサロンの中から選んでお越しいただき対価を支払って頂くのですから、ご満足してお帰りいただきたいですよね。

この人に任せようとお客様に信頼して頂きたいですよね。それにはやはり結果が求められます。

お客様の大切なお体を任せていただく施術トリートメントを提供させていただくのですから、体の「基本のき」である筋肉骨格を学ぶ解剖学は必須であると思います。
筋肉の位置・つながり・癒着してコリのある筋肉の剥がし方や緩め方、経絡上のツボへの刺激のコツなど、お悩みの原因となる部分を見つけ出しそこを調整できれば必ず結果につながります。