【リンパ&筋膜筋間リリース】大阪|リンパだけではムクミが取り切れない理由
美と健康をつなげる本格テクニック、小顔整顔(アナトミック経絡整顔)と美容整体(アナトミッ経絡整体)の日本アナトミック整顔整体アカデミーです。
初めてリンパマッサージを受けたのは15年くらい前になるでしょうか・・
リンパマッサージを受けるのが大好きだった私は、受けてみたい施術があると少々遠くてもかなりあちこち受けに行きました。
疲れていてムクミのひどい時だったので、とても癒され楽になったのを覚えています。
そんな大好きなリンパマッサージの効果がもっと上がるにはどうしたらいいか?
むくみを根本から改善させるにはどうしたらいいか?
そんなこと書いてみたいと思います。
リンパってなに?
私達人間の心臓のポンプ作用で全身に送り出される1回の血液の量は、およそ70mlと言われています。
その1回分の量を 100%とした時、約90%は静脈から心臓に戻ります。そして残りの約10%は毛細血管から血漿成分(血液の透明な液状成分)が外へ流れ出て,周囲の組織のすきまに組織液として溜まります。
この組織のすきまにある組織液の一部が毛細リンパ管に回収されてリンパ液となります。(細胞の間にある組織液とリンパ管の中にあるリンパ液は同じもので場所によって名前が変わると覚えたら分かりやすいかもしれません)
回収されたリンパ液の中には体の中に侵入してきた細菌やウイルスなどを処理する白血球や,組織の間から滲み出た蛋白質や脂質や異物などが含まれています。
リンパ液の通り道であるリンパ管の通路には,病気から体を守るために体の中に細菌やウイルスが入ってこないように処理してくれる免疫システムの関所である「リンパ節」がいくつもあり、体に不要となった老廃物や異物などをきれいにして運ぶ役割があります。
リンパ液循環の仕組み
血管系は心臓を中心に動脈と静脈がグルーっと輪のように環状につながって体中を循環するので,血液循環と言われます。
それに比べてリンパ管系は左右で異なる経路を持ち、それぞれ一方通行の半環状です。
リンパ液は組織の間にある組織液でできていて、それが体の抹消にある毛細リンパ管から吸収されます。
体の左側のリンパは下半身の毛細リンパ管が集まって集合リンパ管となり、さらにお互い合流しながら流れていき、腹腔内の腸管からの乳糜(脂肪と乳化した乳白色のもの)と合流して胸管に流れ込み,さらに上へと向かい左上半身のリンパと合流したあと、最終的に左鎖骨下静脈の静脈角へと流れ込みます。
体の右側のリンパは右腕と右上半身の毛細リンパ管が集まって右リンパ本幹に流れ込み、右鎖骨下静脈の静脈角へと流れ込みます。
リンパの流れは血液のようにそれだけで循環はせず、静脈に送り届けるだけの一方通行になるので、リンパ管系では「循環」という言い方ではなく「リンパ還流 (輸送) 」という言い方をします。
また、リンパの流れは心臓の強力なポンプ作用を使った血液循環と違って非常にゆっくり流れます。
リンパはそれだけで流れる自動収縮作用もあるのですがとても緩やかなので、主に筋肉のポンプ作用の力をかりて流れています。
むくみに関わるリンパ液の調節機能の原因は?
体の中にある組織液の量は,水分の摂取量と排泄量のバランスによる新陳代謝によって調節されます。
リンパ液の総量は,細胞組織へ送り届けられる血液の量と,組織のすきまにある組織液がリンパ管に回収される量によって調節されています。
この調節機能が悪くなると体のむくみなどにつながっていきます。
むくみにつながるリンパの調節機能が低下する原因としては,毛細血管の透過性の悪化、毛細血管圧の上昇、ナトリウムや水の貯留、静脈やリンパ流の閉塞(つまり)などがあります。
リンパマッサージの効果をもっと上げるには?
体のむくみを改善するリンパマッサージの効果を上げるのに私達セラピストにできることは、体内の体液(血液+リンパ液+組織液)と神経の流れが良くなるように手助けをすること。
東洋医学的に言うと「気血水」の巡りを良くすることです。
「気血水」の巡りやすい体ってどんな体でしょうか。
血流・リンパ・神経の通り道に滞りがなく何にも邪魔されずに通れる体。
筋肉のコリや癒着やそれによる姿勢骨格の歪みがなくボディバランスの良い体。
ストレスのない心身ともに健全な体。
理想としてはこんな体ですよね・・。
リンパ液はリンパ管周囲の筋肉が収縮する動きによって流れてます。
なので、筋肉の状態の善し悪しって重要。
リンパマッサージをした時はむくみがましになっても又スグにむくむ・・・ということってありますよね?
筋肉がコリや癒着によって動きが悪くなっていると、リンパを押し流すための働きも悪くなるからです。
実はリンパの関所と言われる主な「リンパ節」って、体の歪みの元になる筋肉群あたりに多いんです。
リンパの流れを良くするためにも、姿勢の改善のためにも、筋肉が柔軟に働ける状態に戻してあげることが必要です。
・・・逆に考えると、歪みやすい場所だからこそ、貯まりやすい老廃物を速やかに排泄するために「リンパ節」がそこにたくさんあるのかもしれませんね。。。人間の体ってホントに良く出来てるなあって思います。
むくみを根本から改善させるには?
むくみを改善させるリンパマッサージの効果を上げるには、血流リンパの流れがよくなるように姿勢骨格の歪みを戻し、それらがスムーズに流れる経路を確保することが何よりも大切です。
それが根本改善へつながります。
アナトミック経絡美容整体で1番大切にしているのは「気血水」がスムーズに流れる巡り良い体になっていただくこと。
滞らない健康な体になっていただくことです。
そのために筋筋膜の歪みやよじれを調整して正しい状態に体を整え、それと同時に東洋医学的なアプローチである経絡(ツボ)刺激で自律神経に働きかけ体内環境やストレス・イライラなど「気の流れをよくする」ことに繋がるアプローチも行います。
手技工程にある体表面の筋膜の癒着を解き動きやすい体に導く「浅筋膜」への施術は、毛細リンパ管と毛細血管が存在する皮下組織へのアプローチ。
これは組織液やリンパ液の受け渡しが速やかに行える内部環境に整えるお手伝いとなる手技でもあるので、これだけでもむくみの改善などリンパマッサージ同様の効果が期待できます。
さらに美容整体手技では「気血水」の通路を確保し、滞りをなくす姿勢骨格調整を行うので、体の深部にある主要な動静脈・リンパをスムーズに流すための経路が確保できるので、さらにお客様方のお悩みの根本改善へのお手伝いに繋がります。
そして何より、これが1番アナトミック経絡美容整体の醍醐味・強みになると思うのですが
東洋医学の経絡施術には「リンパを触らずしてむくみをとる」水分代謝の改善を促す施術があるのですが、その水分代謝改善の施術もアナトミック経絡美容整体は組み込んであります。詳しくはスクールでお伝えいたしますね。
リンパマッサージやオイルマッサージをされてる受講生様から、「この美容整体の手技を取り入れてからむくみの改善がしやすくなった!」「スゴク楽になったとお客様に喜んでもらえた!」と目を輝かせて喜んでいただけるのがうれしいです。
施術後の靴の履きやすさを、お客様に味わってもらって下さい♡
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