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下半身の悩み解消には、立ち方・歩き方改善も必要です・セラピスト基礎講座【東洋医学&解剖学】

やっと秋らしい気持ちのいい気候になってきました〜。

こんな季節の変わり目は、お客様方の体も不調になりやすい時期でもありますね。
お客様の体調に合わせて、臨機応変に適切な施術ができるようになりたいですね。

月曜日はアカデミーのセラピスト基礎講座【東洋医学&解剖学】でした。 

東洋医学

今回の東洋医学は実践実技の習得です。

『陰陽五行』『気血水』など、座学で学んできた美容や未病に関する特徴的な症状を、
実際に「五臓」に当てはめて、どのように施術していくのか。

 

まずはお腹の確認から。
東洋医学では腹診といいます。

 

五臓のどこに滞りや反応があるのかを手の感覚で感じ取り
その臓腑とリンクした処置穴と言われるツボにアプローチしていきます。

 

ツボの見つけ方は、骨格や筋肉の位置がわかっていると
バシッと的確に刺激することができるんです。

 

施術アプローチの仕方には「コツ」があるのですが、
手取り足取りお伝えいたしますので、ご安心くださいね。

「バシッと刺激する」と言っても、力はいりませんよ。
ツボをピッタリ捉えてさえいれば、軽く指をおいてるだけでも十分効いています。

 


(これだけで、お腹はフワフワに緩みます)

実はこの五行を使った処置穴の施術は、経絡を通じて臓腑へ働きかけるアプローチなので
自律神経の働きの手助けに繋がり、お客様の心身を整えるのに役立ってくれます。

 

この東洋医学の腹診施術は、サロンでフル活用していただき、お客様のお役に立てていただきたいし、

できれば、すべてのセラピストさん達に知っていただきたいなと思う施術です。

 

解剖学

今回はお客様の下半身のお悩みに直結する「大腿部・下腿部の筋肉」の体表解剖です。

下半身の冷えやむくみやだるみ、モモ前の張り出しなど、ここはお客様のお悩みの多い場所。

特に下半身の筋肉施術にはポイントになるところがいくつもあるので
毎回受講生さんの施術スタイルに合わせてお伝えしています。

まずは筋肉の起始停止に関わる骨格の確認から。

骨模型の骨子チャンで、まずは確認してから実際に自分の体でも確認していただきます。

当たり前のことですが
骨模型で確認した骨の位置を、人の体でも間違えずに触れるようになることが大切です。

特に起始停止の部分を的確に触れると、それだけでも筋肉は緩むので
それを意識するだけで、施術の仕上がりやお客様の反応がずいぶん変わると思います。

骨格の確認ができたところで、実際の筋肉の位置を説明していきます。

できるだけ実際の筋肉がイメージしやすいように、テーピングで色分けしています。

起始から停止までのそれぞれの筋肉の触り方。その筋肉のリリースのポイントとなる場所。
そして、股関節や顎関節と関連している部分の触り方とその方向など、受講生さんに合わせてレクチャーしていきます。

今回は、東洋医学で学んだ処置穴とリンクしてる部分が多かったので
筋肉を緩るためのリリースポイントと、その位置がどの処置穴になるのかも関連付けてお伝えすることができました。

 

下半身のお悩みは、立ち方・歩き方など歩行癖や姿勢癖が原因となってる方が多いです。

今回は時間があったので、受講生さん達の歩行姿勢をチェックチェック!

足の動かし方や骨盤のローテーションの仕方など、それぞれの歩き方の癖を見つけ、
それを改善するために、どこを意識して動くようにするとよいのか即席レッスンです。

歩き方を見せていただくと、皆さんなにかしら省エネ使いになっていて、使えてない筋肉があるんですよね。

使えてない筋肉を意識して、ちゃん働ける筋肉に再教育し直すと
体幹がブレずに安定し、今より引き締まってくると思います。

そのためのセルフケアの方法などもお伝えしました。

 

姿勢の癖がお客様のお悩みを作っていることってとても多いです。

受講生の方々には、お客様へのセルフケア指導もできるようになっていただきたいので
実技のレッスンの時にできるだけお伝えするようにしています。

 

来月はお客様のお悩みNO1の肩・首部分です。

ここは美容にめちゃくちゃ関わるので、伝えることが多すぎて困りますが…楽しみです!!

 

皆様と〜(*^^*)

 

 

令和2年1月〜6月まで6ヶ月間学ぶ
第11期セラピスト基礎講座【東洋医学&解剖学】募集中です

 

 

プロフィール

日本アナトミック整顔整体アカデミー

大阪の小顔整体と美容整体のスクール【日本アナトミック整顔整体アカデミー®】の講師、植田利香です。

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